まつ毛育毛剤ルミガン(ラティース、グラッシュビスタと同一成分)について
ルミガンは、ビマトプロストが主成分で、緑内障の点眼薬として使用されていた際に、まつ毛が長くなるということが起こり、FDA(米国医薬品局)が世界で初めてまつ毛の貧毛を改善する医療用のまつ毛育毛剤として、ラティースという名前で効能・効果・安全性を承認した医薬品です。日本では、グラッシュビスタという名前で厚生省の認可がおりています。ルミガンは、<ラティース、グラッシュビスタ>と全く同じ成分で、緑内障の目薬として発売されています。
そのメカニズムは、まつ毛には発毛と脱毛を繰り返す毛周期があるのですが、ビマトプロストの働きでまつ毛の成長期が長くなり、まつ毛が長く、太く、濃くなると考えられています。
効果は個人差がありますが、使用後4週間くらいから少しずつ現れ、8週間後で顕著、16週間後で最大となると言われています。副作用としては、まれにかゆみ、目の充血、目の乾き、まぶたの黒ずみ、違和感などが報告されています。
使用方法は、毎晩、1日1回、塗布しやすい専用のチップに微量を染み込ませ、まつ毛の生え際に塗ります。